2024/12/24
パートナー情報
AndroidOS上のMicrosoft Teams端末のデバイス管理機能の廃止に伴うAOSPへの移行について
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
弊社取り扱い製品にも含まれておりますAndroidOS上で動作するMicrosoft Teams端末での管理方法に関して、Microsoft社より仕様変更に伴う移行案内がございましたのでお知らせいたします。
AndroidOSで動作しているMicrosoft Teams端末は、デバイス管理をAndroid Open Source Project (以下:AOSP)へ移行します。それに対応するためAndroidデバイスはファームウェアの更新が行われMicrosoft IntuneのAOSP 管理に移行されますが、管理ポリシーは自動的に移行されないため、IT管理者はAOSP管理用の適切な新しいポリシーを2025年の2月までに作成する必要があります。
以下、対象製品をご利用中のお客様につきましては、下記のリンクよりポリシーの作成方法などAOSPへの移行の詳細をご確認いただき、必要に応じて対応をお願いいたします。記載内容の詳細につきましてはMicrosoft社へご確認をお願いいたします。
Microsoft社AOSP 移行ガイド
https://learn.microsoft.com/en-us/MicrosoftTeams/rooms/android-migration-guide
Microsoft社からの関連通知
メッセージ ID: MC665936にて提供されています。
https://admin.microsoft.com/?ref=MessageCenter/:/messages/MC665936
- 管理者権限でのログインが必要となります。
Cisco
https://roomos.cisco.com/doc/MTR/AOSP
プリンストン取り扱い対象製品 (Microsoft Teamsで使用の場合のみ)
Room Bar、Room Bar Pro、Room Kit EQ、Room Kit Pro、Desk Pro、Room Kit EQX、Board Pro G2 75、Board Pro 55、Board Pro 75、Board Pro G2 55、Navigator
Poly
https://learn.microsoft.com/en-us/MicrosoftTeams/rooms/android-migration-guide
- Microsoft社AOSP 移行ガイドの情報をご参照ください。
プリンストン取り扱い対象製品 (Microsoft Teamsで使用の場合のみ)
CCX350、CCX400、CCX500、CCX505、CCX600、TrioC60、Studio X30、Studio X50、Studio X52、Studio X70、G7500、G62、TC8、TC10
Yealink
https://www.yealink.com/en/onepage/yealink-devices-and-microsoft-teams-aosp-migration
プリンストン取り扱い対象製品 (Microsoft Teamsで使用の場合のみ)
MeetingBar A10、MeetingBar A20、MeetingBar A30、MeetingBar A40、MeetingBoard 65、MeetingBoard 86、Deskvision A24、CTP18、CTP25、RoomPanel Plus、RoomPanel E2、RoomPanel Plus E2
運用への影響
- Microsoft IntuneのAOSPデバイス管理が適切に設定される前にAOSPデバイス管理をサポートするファームウェアへのアップデートが行われた場合、AndroidベースのMicrosoft Teams端末は正常にTeamsへ登録されなくなる可能性があります。
- Microsoft Teams端末は、ファームウェアアップデート後もサインインの状態を継続します。
必要なアクション
- Androidデバイス管理者とAOSPデバイス管理の間で管理ポリシーは自動的に移行されません。IT管理者は、Microsoft TeamsのAndroidデバイスを引き続きサポートするために、Microsoft IntuneのAndroid管理プラットフォームの下で適切な新しいポリシーを作成する必要があります。これは、デバイス管理を受け入れる準備としてファームウェアアップデートの前に行う必要があります。
- AOSPデバイス管理をサポートするファームウェアのアップデートを適切なタイミングで実施する必要があります。 Teams管理センターからの自動アップデートは、ファームウェアが利用可能になってから最大90日間延期することができます。